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kuririnn2005-11-02

ストラト歪ませてくるり。気持ちいい。



冬くらいからまた鬱がひどくなってきた。2,3時間学校に行くだけで、だれとも話さず寝てるか本読んでるか。視界は狭まり青いレースのカーテンがかかったように見え、音もよく聞こえない。
友達のいっさんが近づいてきて声をかけられても何を言ってるのか分からず、なんでこいつはおれに話しかけてくるんやろうと思って無視して帰ったことがある。
今度こそやめようと思った。勉強することを完全に放棄した。何教科か本気で0点を取った。3年が終わって春休み、担任の須崎先生から電話がかかってきて留年だと言われ、やめると答えた。出席日数はぎりぎり足りてたので今やめても一応高卒にはなるらしかった。親は何であと2年我慢出来んのかと怒ってたけど、我慢してちゃんと卒業してたらおれはどうなってたやろう?今より楽しい人生になってたんかな。
音楽に関係する仕事に就きたかった。作ることは好きだった。それよりも分解するほうが好きだった。とにかく完全にバラバラにしてまた組み立てる。元に戻らんこともよくあった。
ギターマガジンに載ってるギターを作る専門学校が気になってた。そこに行こうと思った。でも金がないのでしばらく家に置いてもらって金を貯めることにした。
ある日、おとんに呼ばれた。金はなんとかしてやるという。3月中頃。次の週おとんと大阪へ行き、入学手続きを済ませアパートを決めた。その次の週にはもう大阪にいた。
息子が学校をやめ、急に家を出ることになったときの父親の気持ちは、おれには想像することしかできん。このころは、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
小さい頃は大学を出て地元で仕事見つけて親と同居するつもりだった。高校生のころは家を出たくてしょうがなかった。香川が嫌だった。県外に出たかった。
今は香川が好きか嫌いか、よく分からん。